IT企業で働いているエンジニアの中には、何らかの理由で退職を考えている人も少なくありません。もし現時点で迷っているなら、退職するべきかしないべきか、以下を読んで判断してみてください。
例えば、仕事が自分に合っていないという理由で退職を考えている人は、理由だけでなく次の職場ではどんな仕事がしたいかイメージしましょう。やりたい仕事がイメージできないと、結局転職したところで後悔してしまう可能性があります。
また、やりたい仕事が自分に向いているとは限りません。自分のスキルを棚卸しし、自分の市場価値を把握することも大切です。これらが漠然としたままなら、明確な答えが出るまでは退職は控えた方がいいでしょう。
人間関係が原因で退職を考えている人も、注意が必要です。どこの職場にも、人間関係の問題は多かれ少なかれ発生します。ただあの人が嫌いというだけで辞めても、次の職場でまた嫌いなタイプに遭遇したら、辞めたくなるかもしれません。退職を考える前に職場の上司や仲間に相談して、解決方法がないか考えましょう。
しかし、人間関係のトラブルで心身に不調をきたしている場合、無理は禁物です。速やかに退職し、場合によっては少しの間、静養してみることをおすすめします。
もし退職を決断したら円満退職を心がけ、周囲に迷惑をかけるような辞め方は避けましょう。少なくとも1ヶ月前には退職の意思を告げ、引き継ぎ業務があれば余裕を持って行うことが大切です。